先日ミランvsユヴェントスというビッグカードがあったかと思えば、昨日PSV-ミラン、今日はユヴェントス-バイエルン。
観る方も大変だが、チームを率いる方はもっと大変だと思う。
とくに選手たちの体調管理、チームのオーガナイズ(移動、練習、戦術の変更etc)、とりわけメンタリズムの浮き沈みを少なくし安定を保つのは至難です。
その中でミランに1-3で敗れた数日後にブンデスリーグの首位を走るバイエルンと対戦するユヴェントスの監督カペッロ。
ミランに敗戦した後は終始自らが率いるチームに対する信頼を強調し、アウェイでも敗れているバイエルンに対してどんな策を練っていたのだろうか…。
ミランはリーグ戦でユーヴェに勝った代償としてCLのPSV戦に敗れた、一方のユヴェントスはリーグ戦でミランに敗れたもののバイエルンに競い勝ち、CLベスト16に向けて有効な勝ち点を獲得した。
長い目で見たときにアンチェロッティは120%でユーヴェに立ち向かい、CLベスト16の道が危うくなっている…。
一方カペッロはリーグ戦で勝ち点2差に迫られたものの、CLをも視野に入れてそこまで選手たちを煽らずにミラン戦を終え、バイエルンを2-1で突き放しました。
戦術的にもも3-4-1-2から4-4-2に変幻自在に操り、見事選手たちも期待に応えていました。
同点で終わると思っていましたが、さらに突き放す地力はカペッロのメンタリズムを選手たちが受け継がれているからでしょう…。